映画「８２年生まれ、キムジヨン」の配信を無料で見れるサービス

韓国で１３０万部超え！日本でも社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説「８２年生まれ、キム・ジヨン」。

同名にて映画化され、チョン・ユミとコン・ユが初の夫婦役を演じたことでも話題になりました。

こちらの記事では、

・原作を読んでいないけど、気になっている

・原作は読んだが、映画も見てみたい

という方のために、どんなストーリーなのか、あらすじや見どころをご紹介します。

また、どこで配信されているのか、無料視聴できるのかも調べてみましたので、ぜひチェックしてみてください！

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「82年生まれ、キム・ジヨン」ってどんな映画？

原作は、累計発行部数１３０万部を突破したチョ・ナムジュによるベストセラー小説「８２年生まれ、キムジヨン」。

韓国の１９８２年生まれの女性で最も多い女性の名前を主人公に、女性の生き辛さを描いた作品。

基本情報

あらすじ

主人公キムジヨンは、ごく普通の３０代女性。結婚・出産を機に仕事を辞め、家事と育児に追われる毎日。

常に誰かの母であり、妻である彼女は、時々閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。

「疲れているだけ、大丈夫」と、夫のデヒョンにも自分にも言い聞かせる彼女だったが、時々まるで他人が乗り移ったような言動をするようになる。

その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが…

なぜ彼女の心は壊れてしまったのか。少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して見えてくるものとは。

キャスト

ジヨン役：チョン・ユミ

 

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ジヨンの夫 デヒョン役：コン・ユ

 

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ジヨンの母 ミスク役：キム・ミギョン

 

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映画「８２年生まれ、キム・ジヨン」の見どころ

多くの女性が共感できる根深いテーマ

仕事は男性のものであり、女性は家庭に入ることが一般的とされていた時代に比べて、近年は女性の活躍を応援する企業や制度が整ってきました。

それでも現実は、出産・育児と仕事を両立させることの難しさや、何世代にも渡って刷り込まれた固定概念、偏見や性差別という形で未だ社会に根深く残っています。

本作は、韓国の社会問題を取り上げたものですが、日本でも反響があり、多くの共感を得ているのは、日本社会にも同じような風潮があり、思い当たる節があるからだと言えます。

主人公ジヨンのように、キャリアアップに意欲的で、活躍したいと思っていても、結婚の可能性や出産による影響で、どんなに優秀でも重要なプロジェクトは任せてもらえないこと。

出産すると生活はガラリと変わり、これまで通り仕事を続けることが難しくなること。

いくら家事や育児に協力的なパートナーだったとしても、母として、妻としての役割をこなす女性の負担は、想像以上にキツいということ。

育児休暇の制度があったとしても、元のポジションに戻ることはなかなか難しく、キャリアアップの遅れを想定させることから、男性の場合も取りづらい状況にあること。

そもそも育児休暇は休暇だと思われていることや、「外で働く夫の給料で、優雅に暮らす主婦が羨ましい」と、ぼやく会社員の発言にも違和感を感じざるを得ません。

物語の中には、キャリア面だけでなく、女性であるが故にあじわう不快感や理不尽さ、何気ない誰かの一言に、心をえぐられるような描写がいくつも散りばめられています。

価値観や環境は、人それぞれですが、多くの女性が触れたことのある感情に共感を覚えるはず。

原作と映画の違い

原作は男性の精神科医が語り手となって、物語が進んでいきますが、映画では語り手はいません。

夫婦に起こる状況を淡々と映し出しています。

そして、原作では、祖母、母、そして主人公のジヨンと３世代に渡って描かれていますが、全ての場面を映像に収めることはできないため、映画では、現代を生きるジヨンにスポットをあてた凝縮版となっています。

原作を読むことで、映画では描かれなかった物語の背景となるエピソードや、登場人物の秘められた想いなどが読み取れ、さらに作品の深みを知ることができます。

終わり方にも違いがあり、原作では、ジヨンはまだ治療中で根本的な解決はせず、余韻を残したまま物語の幕を閉じます。

映画では、自分の心の病と向き合い、一歩踏み出したことで、少しづつ心の変化があり明るい表情も見えます。

自分がやりたかったことを実現していく様子も描かれているので、原作よりは息苦しさが少し軽減されています。

チョン・ユミ＆コン・ユが夫婦役

チョン・ユミとコン・ユは、「トガニ 幼き瞳の告発」「新感染 ファイナル・エクスプレス」に続き、今回が３度目の共演。

初めての夫婦役を演じています。

演技派俳優と呼ばれる二人の確かな演技の実力にも注目です！

主人公のキムジヨン役を演じたチョン・ユミは、現代の疲れったジヨンと、仕事への意欲に満ちていた社会人時代のジヨン、別人が憑依したジヨンと、表情の切り替えで演じ分け、確かな演技力を見せています。

また、夫デヒョン役を演じたコン・ユも、妻ジヨンの苦悩に戸惑いながらも、寄り添い、理解しようとする夫像を、柔らかい雰囲気で演じています。

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「８２年生まれ、キム・ジヨン」はどこで配信されてる？

２０２３年９月現在、映画「８２年生まれ、キム・ジヨン」を配信中の動画配信サービスは以下の通りです。

※表は横にスクロールできます。

※本ページの情報は２０２３年９月３０日時点のものです。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。

おすすめの動画配信サービス

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

演技派俳優チョン・ユミとコン・ユのW主演で送る、話題の映画「８２年生まれ、キム・ジヨン」。

あらすじや見どころ、動画配信サービスについてご紹介しました。

育児や家事、介護も含め、女性がやることという固定観念がなくなり、誰もが自分らしく生きやすい働き方が選べる社会になればと願うばかりです。

最後までご覧いただきありがとうございました。